寒いですね〜
風邪などお召しではありませんか?
このブログ…ようやく No.50 1年と少しで記念すべき50本目となりました
ありがとうございます♡
さて…、今日は「伝えたいことが伝わる」伝え方の後半…
なかなか「伝わるように」伝えるって難しいですよね。
「伝えたいことがあるのに伝えにくい」
「言いたいことが言えない」
「伝えたんだけれどもどうも言い方が悪くて雰囲気が悪くなった」
の中の、まさに3つ目、私自身が失敗したお話しの続きです。
★AI 流★
いいにくいことを伝えるときの4つの極意
私がいつも心がけている「いいにくいことを伝える」ときのポイントの
なかの一つ目
1、なんのために 伝えるのかを考えて
伝わるように伝える …
客室乗務員のアシスタントマネージャーという役割を担っていたころ
人事異動先の和気あいあいとした雰囲気の中、
仲良しグループ、という感じを受けてしまい、
何事も、その場しのぎで「楽しいこと優先」に思えていました。
「やるべきことはちゃんとやる」という、風土で育まれたわたしには
どうも緩やかすぎて、なんとな〜く不満をもつようになっていました。
ある日のこと…
当時、約60名の後輩たちの「評価」を行わなくてはならない役割だったのですが
その役割を担う層の人たちに
評価のための基準がほとんど徹底されていない、ということが判明しました。
実は私は人事異動前に、その基準を作成した、という経緯もあり、だれよりも
その内容には精通している、という自負があったんです。
それで、こともあろうに・・・
アシスタントマネージャー仲間に、ある日 ガツン!と
言ってしまったのです。
「基準をきちんと理解しないで適当な評価をしているようでは
役割を果たしてるとは言えないのではないですか?」と…
もちろん、異動間もない新参者の私が言い放ったその一言で
その場が凍ったのは言うまでもありません
【伝わらない理由】
1、「何のために」が目的ではなく「手段」になっている。
この言い方の問題は「何のために」が「評価の方法」に
なってしまっています。
2、伝える側の不満がもとになった言い方である
未熟な私は「苦労して作った評価基準を理解もしないで適当にやっている」
自分が頑張ったのに…という「不幸自慢」の意識に苛まれながらの言葉なので
余計に壁を創ったのだと思います。
不満な思いから発信された言葉…
しかも「自分が頑張ったのにわかってくれない」…
これでは正しく伝わるはずがありません。
では、どう伝えればよかったのか…
一方通行の「何のため」ではなく、相手と自分、双方の「目指すもの」に
則っていなくては伝わらないんです。
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そもそも「評価基準」は何のためにあったのか?
ざっくり考えると以下の3点に集約されます
◆評価のばらつきをなくす
◆仕事の質を高め育成に役立てる
◆評価者の負担を減らし、より適正に行う
「評価基準を理解していない!」と、そこに焦点をあてて
「基準を理解してほしい」ということが目的になってしまっては
伝える側にとっての「何のために」なので
一方的な言い方になってしまっていたのです。
実は、評価基準を理解するのは「手段」でしかありません。
その先の「なんのため」に届く言葉のかけかたが必要です。
なので、ここではお互いのためになる言葉かけで…
「評価基準、変わったばかりでなかなか大変ですよね ⇒ (共感)
でも実は、一度理解すると、評価しやすくなるし、後輩への双方向のフィードバックの際にも
評価の理由が明確なので伝えやすくなるし、成長にもつながりやすいと思いますよ ⇒ 相互の利点」
お互いにそのことを成し遂げた先にある「目指すもの」を
意識することが、双方向の「何のために」に繋がります。
さて、次回は、ポイントの2について。。。
この続きは、また今度…
頑張ってアップしますので、また訪れてくださいね
明日は大寒
あったか〜くしてお休みください♡